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新宿三丁目でひとり飲みするなら、このカウンター席を知っておいてほしい

2026/04/28

新宿三丁目でひとり飲みするなら、このカウンター席を知っておいてほしい

ひとりで飲みに行くのは、恥ずかしいことでも寂しいことでもない。むしろ、誰かと一緒では絶対にできない飲み方がある——自分のペースで、自分の好きな料理だけ頼んで、気が向いたらシェフと話して、飲み足りなければもう一杯だけ追加する。そういう夜の選択肢が、新宿三丁目に一つある。

「やみつきビストロ」のカウンター、6席。

新宿三丁目駅から徒歩1分、要会館ビルの5階。星付レストラン出身のシェフ・堀内俊佑が一人で切り盛りするこの店に、カウンター越しにシェフの仕事を眺めながら飲める席がある。

なぜ、ここのカウンターが「ひとり飲み」に向いているのか

理由は三つある。

一つ目は、シェフとの距離感がちょうどいいこと。話しかけても問題ないし、黙って飲んでいても問題ない。忙しければシェフも手を動かしながら返事をするだけで、過剰な接客がない。酒と料理に集中したい夜には、このくらいの温度感が正解だ。

二つ目は、日本ワインがグラス一杯900円から飲めること。山梨・長野・北海道を中心に30種以上を揃えており、「今日は二種類飲み比べたい」でも「まずは白を一杯だけ」でも、どちらにも対応してくれる。ボトルを空けなくていいのは、ひとり飲みにとって地味に大きい。

三つ目は、料理がひとりで完結する設計になっていること。自家製ミートソースグラタン、パテ・ド・カンパーニュ、季節の前菜——どれも一人前でしっかり満足できるポーションで、取り分けを前提としていない。「これ食べてみたい」と思ったものを素直に頼めばいい。

2,000円台でも、3,000円台でも、飲み方は自分で決める

グラスワイン1〜2杯と料理を2品選べば、2,000〜3,000円台で十分に満足できる。もちろん飲み続けてもいいし、少しだけ飲んでさっと帰ってもいい。「何時まで」という縛りがなく、自分の体調と気分で夜の長さを決められる。新宿三丁目でこの自由度を持てる店は、意外と多くない。

はしごするより、ここ一軒に絞った方が満足度は高い

新宿三丁目はどこへ行っても人が多い。騒がしい一軒目、混んでいる二軒目、なんとなく惰性で入った三軒目——気づけば深夜で、財布は軽くなり、何を飲んだかも覚えていない。そういう夜をあと何回繰り返すかより、5階の静かなカウンターで二時間だけしっかり飲んで帰る夜を選ぶ方が、翌朝の気分がいい。

予約は食べログまたは電話(03-6273-2014)。カウンター席は6席のみ。週末は早めに動いておくことを勧める。